青の祓魔師 幻刻の迷宮

　タンバリンガーデン。
　一応クリアしたので総括でも。
　ネタバレなのでかくしかくし。

　ええとまあ、ツイッタでも呟いてましたが、奥村クラスタなら買って損はないんじゃないっすかね。
　ストーリィを追うだけなら四、五時間でクリア可。ボイス、CGのフルコンも六時間くらいあればできる。ので、ゲームを楽しみたい人向けじゃない。あくまでもキャラゲ。作りこまれててクリアに時間がかかっても困るので小具之介的にはこれくらいでちょうどよかったです。


微妙だった点
・文章
　いや小学生の作文かよ、みたいいな引っかかる部分が多々。頼むから「燐は言った」の後にセリフの選択肢を出すのやめてよ、同人ノベルゲーかよ。限定版付属の冊子もなんか変な文章あったしな。
・SE、カットイン
　なんか、どっちもタイミングずれてる気がしたのは気のせいっすかね。ここでそんなマジ顔入れなくても、みたいな。
・バトルシステム
　入れるなら全バトルで入れろよ。「燐たちはなんとか勝てた」とかでバトル省略すんなよ、どこの二次小説だよ。入れられないならもう完全に排除してしまえよ。
・絆システムの有用性
　会話は楽しいけど、それがゲームにどう関係あるのかがさっぱり。バトルで協力攻撃が、とか。まあたぶんあったんだろうけど。そもそもバトル回数が少ないから、恩恵にあずかれてる感はゼロ。
・アニメ絵の使い回しの多さ
　ほとんど見たことあるカットばっかりだった。いくらなんでも手を抜きすぎじゃないっすかね。


良かった点
・システムとストーリィ
　良いっていうかそれなりに楽しめた。視点変更とかは面白かったよ、兄弟の行動がお互いに影響するの。燐ちゃん視点で進めてて、途中で雪男が何かやらかしたせいで進めなくなって、「お前、何やってんのぉお！」と怒りながら雪男視点に切り替えて正解ルートへ導く、みたいな。
　ストーリィも双子の仲良しさがいかんなく発揮されていて、あと獅郎パパがやっぱり素敵だな、と。

　いやっていうかね、ほんと、雪燐がかわいくてだな。なんか、アニメで見れなかったツインズの日常が見れた感じで、いろいろとごちそうさまでした、と。
　一日の終わりに絆システムっつって、仲間内の誰かひとりと話ができるんだけど、迷わず兄弟一択ですもん。燐ちゃんは雪男を、雪男は燐ちゃんを。話せなくなって、仕方なくほかの子を選ぶ、みたいな。まあコンプの為に全員の絆イベントは回収したけど。

　一回目の燐→雪イベントと三回目の雪→燐イベント、五回目のふたりのイベントがほんとかわいくて。ほかの塾生たちとイベント進めても、結局は兄弟の話になっちゃうあたり、マジ雪燐。
　結論としては、ツインズまじ天使、なゲームでした。