作戦会議

ナイン「皆、しゅーごー！」
ゼシカ「なに？」
ククール「真面目に攻略する気にでもなったか？」
エイト「…………」
ナイン「エイトー？」
エイト「…………」
ナイン「エイトくーん」
エイト「………………」
ナイン「……ゼシカ、エイトからDS取り上げて」
エイト「ああっ！　ちょ、今、床下で秘宝探してたのに……！」

ククール「お前、何やってたの」
エイト「ちびロボ。かわいいよ、お掃除するちびロボ」
ゼシカ「なんで掃除するゲームで秘宝探してんのよ」
エイト「そこには山よりも深くて海よりも高い事情が」
ナイン「一切全くひとかけらも興味ないし、聞く気もないから黙ってね、エイト」
エイト「…………うぃっす」
ナイン「あのね、ククールの言うとおり、ちょっと真面目にあの将軍に挑む作戦を立てた方がいい気がするんだ」
ククール「じゃないと確実に積むな」
ゼシカ「わね。さすがにそれはね」
ナイン「そもそも、前回やられた原因はなんだろうね」
ククール「防御力不足」
ゼシカ「痛恨で一撃死だったものね」
ナイン「うん、だから、とりあえずみんなレベルを上げて武器防具を現時点で最強のものにしよう」
ククール「職業は？　前のままか？」
ナイン「そこなんだよね。ゼシカとククールはそのままでいいと思うんだ」
ゼシカ「魔法使いに僧侶ね。ククールはともかく、私の防御力がちょっと心細くない？」
ナイン「そこはレベル上げて、防具を揃えて、あとはスカラでごまかそう。ルカニとピオリム、メラミは必要だよ」
ゼシカ「分かった。ナインは？　前は魔法戦士だっけ？」
ククール「あの職業、すごい中途半端で使えなくね？」
ナイン「そうなんだよね。だから、バトルマスターか戦士で行こうかと」
エイト「そこは戦士だろ。ちまちま反撃してもしかたねぇし、盾で防御できる可能性がある戦士の方が生き残る可能性も高くなる」
ナイン「……たまにエイトが真面目なこと言うとびっくりするね」
ククール「こいつの態度の変化は一種の芸だ。慣れろ」
ゼシカ「で、エイト、あんたは？　あんたも戦士でいく？」
ククール「せめて遊び人はやめろ、遊び人は」
エイト「遊び人じゃねぇよ、旅芸人！」
ククール「どっちも一緒のようなもんだろうが」
ナイン「素早いけど防御力も攻撃力もさほどないよね。どうする？」
エイト「や、旅芸人のままでよくね？」
ゼシカ「なんで」
エイト「ザオラルとベホイミが使える。僧侶二人でもいいけど、レベルあげるのメンドイし。とりあえず武器を考えて攻撃力あげるからさ、一回それで挑んでみねぇ？」
ナイン「……OK、分かった。じゃあ、とりあえずお金を貯めるために魔物狩りしに行こう」


ほしいもの。

　四人分
　ちからの盾（守備力27）17000G、四つ欲しいね。これ、改に錬金できるよね。癒しの腕輪が二個ずつ必要。

　戦士、旅芸人用
ほのおのつるぎ（攻撃力83）21500G、戦士、旅芸人用。
ドラゴンスレイヤー（攻撃力88）、ドラゴンキラー、ごうけつのうでわ。
　ミスリルヘルム（守備力25）16800G。
ミラーアーマー（守備力52）22500G。でもこれ呪文跳ね返しちゃうんだよな。
ドラゴンメイル（守備力44）が二つでもいいか。

　戦士用。
　ライトガントレット（守備力13）4200G。

　魔法使い用。
マジカルメイス（攻撃力57）、17000G。
　うみかぜのスカート（守備力17）6800G。

　僧侶用。
やみのころも（守備力37）13500G。
　とうしの腕宛て（守備力12）3300G。
ちりょくのかぶと（守備力18）12500G。